一般的に家庭でご飯を炊く際は炊飯器で炊くか、鍋で炊くかのどちらかだと思いますが皆さんのご家庭はどちら派でしょうか?
最近は“鍋でご飯炊き始めました!”という方が増えたように感じますが、それでも炊飯器で炊かれている方のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。
鍋でご飯を炊くことに、皆さんこんなイメージありませんか?
- 火加減が難しそう
- 時間がかかりそう
- そもそも炊き方知らないし、面倒くさそう
なぜか私も、以前はこのようなイメージを持っており、数年前までは鍋でご飯を炊いたことなんてありませんでしたし、そもそも鍋で炊こうなんて考えもしませんでした。
しかし!今では断然『鍋派』です😊
私が鍋炊きをするようになった経緯は『やめて楽になった家電!炊飯器はもういらない』をご覧ください。
今回は、そんな私がこれまでに使った鍋や経験から、選び方のポイント・おすすめの炊飯鍋をまとめてみました!
炊飯鍋の選び方のポイント
炊飯鍋を買いたくてどれがいいかと検索をしても、選びきれないほどの商品が出てきて迷ってしまいますよね。
一口に炊飯鍋といっても様々なのものがあり、材質によって各家庭での使いやすさは大きく変わってきます。
それぞれのご家庭でのライフスタイルや調理スタイルに合った炊飯鍋が見つけやすくなるよう、今回は材質別にその特徴をまとめてみました。
まずはあなたの暮らし方にどのタイプが合っているかを見てみると選びやすくなると思います。
今回は、多くの商品が販売され、使っている方も多いであろう『土鍋』『鋳物ホーロー鍋』『ステンレス・アルミ鍋』の3タイプをご紹介していきたいと思います。
タイプ別におすすめの商品もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
材質別の特徴とおすすめ商品
土鍋タイプ
特徴
メリット
- 炊きあがりがふっくら、もちもち
- 風味がよく、甘みやうまみを強く感じる
- かわいいデザインのものもある
- 保温性が高い
デメリット
- 重く、衝撃や急激な温度変化に弱い
- お手入れが少し難しい
- ほかの用途に使いづらい
- 熱伝導が遅く炊きあがりに時間がかかる
- IH対応のものが少ない
土鍋は何といっても炊きあがりのおいしさが抜群!
やはり味、風味、食感は土鍋で炊いたご飯が一番です。
デザインがいいものも多く保温性も高いので、そのまま食卓に出すこともできます。
しかし、重みがあり衝撃にも弱いので丁寧に扱う必要があり、キッチンが狭いという方や筋力が弱いという方は使うのが少し億劫になってしまうかもしれません。
焦げつきが落としにくいものが多くつけ置きをしたくなりますが、土鍋は吸水性があるので洗剤の使用には注意が必要です。
おすすめ商品
GINPO 菊花ご飯土鍋
直火専用、水位メモリ付き、4色展開
2合、3合、5合炊きの3サイズ
中火にかけて蒸気が出たら火を止め20分置いて出来上がり!
とっても簡単に炊けるんです!!!
ゆっくり炊くので甘み・うまみが強く、冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめです。
みすずのごはん鍋
直火専用、水位メモリ付き
3合、5合、7合炊きの3サイズ
7合用まであるので大家族や、食べ盛りの子がいるご家庭にもおすすめ!
形や厚みがよく考えられており、簡単に甘みのあるふっくらとしたおいしいご飯を炊くことができます。
コロンとした丸いフォルムがとってもかわいい鍋です。
萬古焼ご飯鍋
直火、IH対応、二重蓋仕様
2合、3合炊きの2サイズ
土鍋では珍しいIH調理器に対応した炊飯鍋です。
二重蓋になっているため吹きこぼれが少なかったり、蒸気が逃げにくく適度な圧でふっくらとしたご飯が炊けるという特徴があります。
鋳物ホーロー鍋タイプ
特徴
メリット
- 炊きムラが少なくふっくら
- ホーローコーティングで焦げ付きにくい
- 保温性が高い
- 丁寧に使うと長年使用できる
- 他の用途にも使いやすい
- デザインがおしゃれ
デメリット
- 価格が高い
- 重たく扱いづらい
- 炊きあがりに時間がかかる
- 急激な温度変化や衝撃に弱い
鋳物ホーロー鍋は厚みがあり、米にじっくりと均一に熱が入ります。
蓋の密閉度も高く蒸気が鍋内に留まるので、みずみずしくふっくらとしたご飯を炊くことができます。
保温性も高くそのまま食卓に出すことができ、デザインがいいものも多いので一気におしゃれな雰囲気になること間違いなしです!
ホーローコーティングのおかげでお手入れは比較的簡単ですが、急激な温度変化や衝撃には弱いので扱いには少し注意が必要です。
価格が高いものが多いですが、基本的には耐久性が高いので丁寧に扱っていれば長く使うことができます。
おすすめ商品
ル・クルーゼ ココット・エブリィ
ガス火、IH対応
18(3火炊き)、20(5合炊き)の2サイズ
ル・クルーゼが日本人のライフスタイルに合わせ「ご飯がおいしく炊けるように」と、フランスの職人と共に開発した炊飯鍋です。
カラーが、つまみの色の違いも合わせると9色もあり、見た目もとてもおしゃれなのでご飯を炊くたびに気分が上がりそうですね!
結婚や新築祝いのプレゼントにもおすすめです。
最も効率的に対流がおきるよう設計されており、熱が素材に均一に行き渡ります。
炊飯以外にも使いやすく、さまざまな料理をおいしく仕上げてくれる汎用性のある鍋です。
ストウブ ラ・ココット de GOHAN
ガス火、IH対応
S(1合炊き)、М(2合炊き)、L(3~5合炊き)の3サイズ
昔ながらの羽釜を参考に、ムラなく芯までふっくらと炊けるように作られています。
蓋にも工夫が施され、うまみの強いご飯が炊きあがります。
カラーは13色(直営店限定色も含む)と豊富で、お好みの色が見つかること間違いなしです!
ステンレス・アルミ鍋タイプ
特徴
メリット
- 軽量で扱いやすい
- 耐久性が高く長持ちする
- 短時間で炊くことができる
- 他の用途も使いやすい
デメリット
- 風味や甘みが劣る
- 保温性が低く冷めやすい
- 熱伝導率が良く、焦げつくことがある
ステンレスやアルミを使った炊飯鍋は火が早く入ることで、土鍋や鋳物ホーロー鍋に比べるとやはり、風味、甘みが弱くなってしまいます。
もちもち感も少ないですが、一粒一粒がしっかりとしているので硬めが好きな方にはお好みの食感かもしれません。
軽量で汚れが落ちやすいものが多く、お手入れのしやすさは一番!
炊く際も短時間でできるので、忙しい方にもおすすめの鍋です。
色やにおい移りも少ないので炊飯以外にも使え、鍋をたくさん持ちたくないという方にもむいています。
おすすめ商品
ビタクラフト ごはん鍋
ガス火、IH対応
3合炊きの1サイズのみ
かわいい丸型のフォルムと、アルミとステンレスの5層構造で熱まわりがよく理想的な対流を実現!
蓋と本体が密着し蒸気を逃がしにくくご飯の旨味も閉じ込めることができるので、ふっくらとうまみのあるご飯が炊けます。
丈夫でコンパクト!お手入れがしやすいところもうれしいポイントですね♪
KING無水鍋
ガス火、IH対応
18(2.5合炊き)、20(4合炊き)、24(6.5合炊き)の3サイズ
アルミでできているためしっかりとした厚みがあるにもかかわらず、軽くて丈夫な作りをしています。
扱いやすいため、ほぼ毎日炊くようなご飯にはうってつけの鍋です。
アルミの特徴である優れた熱伝導率でおいしくご飯を炊くことができます。
まとめ
今回は炊飯鍋を材質別に、全部で7商品ご紹介しました。
どの鍋も様々な工夫がされており、簡単においしいご飯を炊けることは間違いなし!
ぜひ皆さんもご家庭に合ったお気に入りの炊飯鍋を見つけてみてください。
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