【炊飯器はいらない?】炊飯器をやめて鍋炊きにしたら家事がラクになった話

キッチンに置かれた炊飯器
家事らくアイデア
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マイホームへ引っ越すタイミングで炊飯器をやめてもうすぐ4年…。
当たり前に使っていた炊飯器を思い切ってやめ、鍋でご飯を炊く生活を始めてみましたが、困ったことは一度もありませんでした!

炊飯器の買い替えを検討中の方は、ちょっと待って…!
一度、炊飯器のない暮らしについて読んでみませんか?

この記事では、炊飯器をやめた理由や鍋でご飯を炊く方法、そして感じたメリット・デメリットを本音でご紹介します。

【きっかけ】炊飯器をやめようと思った理由

黒い炊飯器としゃもじ

「炊飯器って本当に必要?」
考えるきっかけとなったのは、友人宅で食べたとっても美味しい「鍋炊きごはん」でした!

友人家族の新居にお呼ばれした時のこと。
出してくれた白いご飯があまりにも美味しくて、ツヤツヤふっくら!
「高級なお米使ってるんでしょ~?」と聞く私に、友人が返してきた言葉は「お米はスーパーで買った普通のものだけど、うちはいつも鍋で炊いてるんだ〜」という思いがけない一言…。
「えっ⁉鍋でこんなに美味しくなるの?」とびっくり!
その場で炊き方を教えてもらいましたが、すぐに真似できそうと感じました。

さらに友人宅の新しいキッチンに目をやると、炊飯器がないことで生活感が抑えられ、ごちゃつきがちなキッチンもスッキリとした空間になっていて感動!
わが家も家づくりの最中だったため、夫と相談し「引っ越したらうちも炊飯器なし生活にしよう!」とチャレンジしてみることにしました。

【体験談】実際に炊飯器を手放してどうだった?

先に結論から言ってしまうと…、炊飯器をやめてからこれまで『困ったことは一度もありません』でした。
今まで何の疑問も抱くことなく当たり前に使っていた炊飯器ですが、それを辞め鍋炊き生活を始めて以来、「く~っ!炊飯器があればな…」なんて思ったことは全くありません!

炊飯器を辞めるというのは私にとっては思い切った出来事でした。そのため、「やっぱり私にはむいてないや~、鍋炊き辞める!」となるのでは…と思い、それまで使っていた炊飯器は念の為にとっておきました。
しかし、炊飯器を辞めて3年が経つ頃に、「また炊飯器を使い始めたいと思うことはないな」となんの迷いもなく思うことができたので、処分することにしました。

ズボラな性格のため、保温のまま忘れてしまい黄色くカピカピに…という残念なことも以前はよくありました。しかし、鍋炊きにしてからは、保存するタイミングも逃さず冷凍できるようになり、無駄がぐっと減りました!

【メリット】炊飯器を手放して得られたもの

炊飯器を手放し、私は以下のメリットを感じました。

  • お手入れの手間がゼロに
  • キッチンがスッキリ&作業スペースが広がる
  • 短時間でふっくら美味しいご飯が炊ける
  • ご飯をムダにすることがなくなった
  • 忙しい時にも冷凍のストックがありがたい

この中でも一番良かったと思うことは、お手入れがかなり楽になったことです!
炊飯器を使っていたころは、釜のカピカピ、内蓋のパッキン、蒸気口、隙間に落ちたご飯粒などなど…。気付けば炊飯器の後ろにはホコリがたまり、カピカピのご飯粒が転がっている…なんてこともよくありました(泣)お手入れ箇所が多く、毎回嫌だな~って気分に…。
しかし!鍋炊きに変えた今では、洗うのは『鍋と蓋』この2つだけ!
面倒なお手入れから解放されたし、ご飯は美味しいし最高なんです♡
さらに、私は鍋炊きって結構時間がかかるものだと思っていたんですが、全くそんなことはなく短時間でおいしいご飯が炊けることにも驚きました。

「鍋炊きなんておしゃれな人がやることでしょ~」
「ご飯の味の違いなんて私には分からないし~」
いやいやいやいや!
『ズボラな人こそ鍋炊きご飯』でした!!!

【デメリット】炊飯器をやめる前に知っておきたい注意点

  • タイマー&保温機能が使えない
  • コンロを使うので料理ができない
  • 慣れるまでに失敗することも

以上のようなデメリットもありますが、我が家ではメリットを超えてしまうほどのデメリットは、今のところ感じたことがありません。
タイマー機能が使えないことやコンロがうまってしまう問題も、そもそも短時間で炊ける、冷凍しているものを使う、調理手順を工夫する、といった対策で特に気にはなっていません。IHを念の為に3口のものにしましたが、3口使うことはほとんどありません。冷凍するときにはなるべく平たくしておくことで、レンジで温める際にすぐに温めることができます。そのため保温機能が欲しいと思うこともないですし、炊き立てを冷凍しておくと保温しているものよりもおいしい状態で食べることができるので、おすすめです。
初めのころは何度か失敗してしまうこともありましたが、食べれないほどの失敗はないですし(笑)、すぐに慣れて上手に炊けるようになりました。

【鍋炊きのやり方】初心者でも失敗しない手順

黒色の土鍋
  1. 研いだお米とその分量分の水を鍋に入れて30分程度浸水させる
  2. 蓋をして強火 → 沸騰したら弱火で10分~15分
  3. 火を止めて10分程蒸らす
  4. 全体を軽く混ぜれば完成!

水の量や、火を入れる時間はお好みによって調節してみてください。
麦ごはんや炊き込みご飯、赤飯などもこの炊き方で、炊飯器と同じように炊くことができます。

【保存方法】炊いたご飯はどうしてる?

鍋で炊くと炊飯器のように保温することはできません。そのため我が家では、基本的には以下のようにしています。

夕飯時に炊く。
その時に食べる分 → 茶碗に盛る
翌朝に食べる分 → 冷蔵庫へ入れる
余った分 → すぐに冷凍保存

炊飯器の保温機能だとどうしても少しずつ黄色くなり、水分や風味が落ちてしまっていましたが、この方法で毎回炊き立てのようなおいしいご飯を食べれるようになりました。朝用に冷蔵した分が足りなかったとしても、冷凍をレンジで温めることで量の調整も可能です。


※ご飯は冷蔵庫のような0〜5℃の中途半端な低温では、デンプンの老化が早く進んでしまい劣化して美味しくなくなってしまいます。温めなおしたとしてもガチガチ、パサパサになったご飯は元に戻ることはなく、体にもよくないので長時間の冷蔵はおすすめしません。冷蔵した分は早く食べる!食べきれない分はすぐに冷凍し、食べるときにレンジで温めるようにすることで、いつでもおいしいご飯を食べることができます。

【防災にも!】鍋炊きはいざというときにも役に立つ

普段から鍋でご飯を炊く方法を知っておくと、停電や災害時にも役立ちます。
炊飯器が使えない状況でも、ガスコンロやカセットコンロがあれば炊きたてのご飯が食べられるのは大きな安心。特別な道具も必要なく、鍋と蓋があればOK!災害時こそ、温かいご飯が心と体を支えてくれそうですよね♪
我が家では子どもにも鍋での炊き方を教えましたが、小学生でもすぐに覚えることができ「簡単だね!」と言っていました。

【最後に】

茶碗に盛られた白ご飯

炊飯器が当たり前だった私にとって、「やめる」という発想はまさに盲点でした。
でも今では、鍋炊きの美味しいご飯と手間いらずの暮らしがすっかり気に入っています。

「ちょっと試してみたいかも…」と思った方!
ぜひ、まずはお手持ちの鍋で一度チャレンジしてみてください。

そして、「うちも鍋炊きに切り替えよう!」と思っていただけた方!
専用の鍋だともっと美味しく炊くことができるので、炊飯鍋の購入を検討してみてはいかがでしょうか?

おすすめの炊飯鍋はこちらの記事で紹介しています♪
鍋炊きご飯に魅了された主婦がおすすめする炊飯鍋7選

ぜひ、皆さんのズボラライフの参考になれば嬉しいです!

コメント

  1. より:

    鍋炊き楽ですよね。うちは「天使のなべ」を使って炊いてます。保温性が高いので蒸らし時間を長めにとれるのが〇!沸騰後の弱火の加熱は蓋の周りについた水滴が沸騰(ふつふつなる)くらいが良いようです。

    • mocchi mocchi より:

      天使の鍋は初耳!ちょっと検索してみます♪
      毎日炊いているとなんとなくうまく炊けるコツが分かってきますね!
      うちはその時の炊く量や浸水時間でIHの火力2か3を調節してみてます👍

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